05093-180406 視聴覚教室の新任教員オリエンテーションでiPad電子黒板をデモ
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成蹊大学の新任教職員向けに、各教室のAV設備のオリエンテーションが実施されたおり、shio.iconも出向いて、iPadによる電子黒板のデモをご覧に入れました。
成蹊大学のほとんどの教室には、iPadを電子黒板として使うためにApple TVが常設されています。おかげで教員は、iPad(とApple Pencilまたはスタイラスペン)だけ持参すれば授業ができる。 iPadの画面をワイヤレスで教室のプロジェクタからスクリーンに映せるので、iPadの画面に表示できるものすべてが教材。YouTubeなどの動画を再生すれば、映像はスクリーンに、音声は教室の音響で視聴できます。
iPadはワイヤレスなので、教員は教室内を自由に歩き回れます(いわゆる「机間巡視」あるいは「机間指導」)。歩き回りながら学生のノートに素敵なことが書いてあると発見したら、iPadをカメラにすれば、ノートをそのまま全員に見せることができる。
板書する時、黒板やホワイトボードだと学生に背を向けることになります。iPadなら学生の方を向いたまま、書ける。
もちろんKeynoteやPowerPointのスライドをiPadから映すのも簡単。
最近では、そういった昔ながらのスライドアプリの代わりに、Scrapboxの画面に用意しておいた内容を映す。それにもiPad電子黒板が便利。学生たちがScrapboxに書き込んでいく様子をリアルタイムで映すこともできる。 「電子黒板といえばiPad」。
Apple Pencilとセットで5万円程度の安価なツール。
各学校の多くの教室にすでにあるプロジェクタとスクリーン、それにApple TV(15,800円)をつなげば準備完了。既存の設備を生かして、至極便利な電子黒板が実現します。教室にWi-FiがあればApple TVとiPadをそのWi-Fiに接続すればいいし、Wi-FiがなくてもiPadからApple TVに直接ワイヤレスで接続できます。さらにApple TVもない状態であれば、iPadからLightningアダプタを介して、HDMIまたはVGA端子から直接有線でプロジェクタに接続することも可能。 教室にある既存の黒板にプロジェクタから投影する場合は、iPadのホームボタンを3度押しして、色を反転。黒背景白文字になりますから、黒板に白文字で表示できます。そこにチョークで加筆することといった使い方で、例えば英文の原文を表示しておいて文法解析をチョークで書き込むとか、学生の論述を投影してチョークで添削する、といった使い方もできます。
電子黒板というと何か特殊な重厚長大型のモニタを想像する人が多いようですが、iPad電子黒板、軽くて薄くて書きやすくて軽快です。 新任教職員オリエンテーションでデモしてご覧いただいた結果、多くの先生方が興味を持ってくださいました。簡単に取り入れられて効果抜群のIT、お試しください。ご質問などありましたらご遠慮なくどうぞ。必要があればデモいたしますし、成蹊大学のshio.iconの授業をご見学にいらしていただくこともできます。
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